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木枯らし
ふと来た道を戻る 髪を揺らせながら 落ち葉が一片舞い降りて
冬の訪れを告げる
恋の終わりを予感する 季節の節目なのだから
寒さをしみこませながら 街路樹を歩いていたい
☆そっと木枯らしが吹いて 君の涙の理由をほら冬に問いかけている
僕は君の涙が 頬をつたい流れていく様を
見守っていた 戸惑いながら
色づく街をよそに 枯れる木々の中で
白い吐息に紛れる 儚い想い出達
せつなさかみしめる事で 全て忘れていけるなら
この一瞬が悪夢だって 味わうほうがいいね
そっと木枯らしが吹いて 君の涙がかわくのを冬と待ち侘びていた
強気な君の涙が 僕を動けなくしていく様を嘲笑っていた
☆リピート