君がいなくなって 　　　君と過ごす日々も　微かな春風が運びさって　僕はこんな街の　 　　　ざわめきの中で　揺られている　 　　　平気なんて　嘘は言わないけど　消せる想いならさよならしたい 　　　逢えなくなって　さみしさを知る　勝手な奴と　笑ってもいい 　　　逢いたい　君を求めているけど　戻らない時間に背を向けた 　　　このドアを開ければ　いつでも笑顔が溢れていた　海が見える部屋で 　　　意味もなく　二人で語りあった 　　　どうして　こんな君とのことばかり　波のように寄せては返していく 　　　あの日に君がくれたマフラー　今でも部屋に残っているよ 　　　温かい君のぬくもりがまだ　少しでも感じられそうで 　　　 　　　逢えなくなって　時間は経つけど　楽しいことはいくつもなくて 　　　逢いたい　もう遅すぎるけど　君だけだった僕に気づいたよ 　　　逢えなくなって　さみしさを知る　勝手な奴と　笑ってもいい 　　　逢いたい　君を求めているけど　戻らない時間に背を向けた