「Sorry」

形の悪い過去を飾り次第に埃が積もっていく
どうせなら燃えればいいんだとライターに火を灯す
空虚な世界に一人だけ惑わされる心の歌
もう一度聴こえる気がして暗い空を眺める

耳を塞ぎ遮っても
ノイズは消えはしない

I'm Sorry Sorry 何度だって
君の声は聞こえない
歪んだ愛は芽生えず
叫んだ喉は枯れてしまう

忘れられた人形のように力なくぶら下がる腕
重く伸し掛かる何かに潰されてしまいそうだ
息を止めていたとしても痕跡は直ぐに見つかる
むせ返るほどの痛みに見苦しく悶た

声を殺し伏せていても
君は笑い続ける

I'm Sorry Sorry 何度だって
離れた欠片集めるように
儚く映る蜃気楼
只の幻想に惑わされた

思い出してしまうたびに体は傷ついていた
許してと願うたびに距離は遠くなる

I'm Lonly Lonly 失われた
この音はもう響かない
透き通る歌声には
悲しい音が隠れていた

I'm Sorry Sorry 何度だって
通り過ぎる笑い声
道に迷っていても
立ち止まることは出来ないんだ