【設定:
現実で好きな相手が相手にしてくれない。
夢の中でも無視。私が好きな君は、私のことを好きな君。
私を見ない君は君じゃないから殺す。夢の中の君を殺す。
ある日の夢で、君は私を抱きしめた。そして、現実の君は
私を見ない。夢と現実の区別がつかない私は、私を見ない君を殺す。
きっとこれは夢だから。私を見ない君を殺す。】

Title : 私が好きな君が私を好きじゃないわけがない


もう 好きで好きで好きで
たまらないの

君が誰かと話す声は聞こえても
私が君を呼ぶ声は届かないの

どうして？私は幽霊じゃないって
なんで なんでなの？

切りつける証明が 涙で滲んでく

ワタシヲミテヨ 生き場のない感情

夢にまで見た君は 夢の中でも私を
見ようとしない 通り過ぎて さよなら

もうやめて 私以外と楽しそうに
話さないで
伸ばした手は 届かずに終わり


君の言葉がない世界で 窒息寸前
隣で笑った あの女は誰？

あぁ もう耐えられない
君しか要らないのに なぜ叶わない
私が愛している君が私を愛さないわけがない

それでも 泣きじゃくり縋っても
神様は見放すんだ

アルヒノハナシ 奇跡のよう

君の温度を知った 君の心臓を感じた
どれほど 血液まで交わるほど 抱きしめて

全能感でいっそ このまま二人で死んじゃおう
なんて冗談もほどほどにしてさ


私が好きな君は 私を好きな君で
私を見ない君なんて ニセモノだよね

悪い夢から覚めるための方法はひとつ
「さよなら」をすればいい

目が覚めたら隣で 笑う君にキスして
私の温度だけで生きる君が 愛しくて

永劫 未来 一生 離れないようちゃんと抱いてよ
悪い夢など どこにも無いから
今日も眠ろうよ 二人で