二人の未来が見えなくても

生乾きのTシャツを
着てしまった時みたいに
どんよりした気分になるよ
君に逢えないSunday morning

遠い記憶その中に
君との思い出をさがすけど
何も見つからなくって
君に逢いたい Sunday night

待ち合わせの金時計も
二人の時を刻めないなら
進む針に意味はないのかな
笑顔が後ろめたさでひきつってる

初めて出会った日から
こんなに二人の距離が縮まるなんて
君に愛する人がいるとしても
僕の隣じゃ彼のことも忘れて

求めてる美しさは
無秩序なものなのかな
「口に出せば思い通りに…」
そんな簡単なものじゃない

カタチばかり気にしすぎて
身動きも取れなくなっていた
季節が流れていく間に
すべて忘れてしまえたらいいかな

今は言葉に出さなくたって
繋がっていられる気がしたんだ
食事の帰り遠回りするのは
少しでも長く一緒にいたいから

寄り添うことはできない
そんな二人の関係を
受け入れたつもりでいたけれど
どこかで拒んでる僕がいる

瞳に映る未来の中に
二人で歩く僕らはいなくても
今この瞬間君がここにいる
そうなんだそれは紛れもない真実
それだけでいい