あなたに出会ったあの頃　
　　教室の窓から春の日差し　　　　　　　　
　　わたしは笑ってた　あなたと友達も

　　わたしは　さん付けで呼ばれて　
　　あなたを　くん付けで呼んでた　　　　　　
　　だけど声は最後まで言えずに　
　　一人　あわててしまったことも

　　　　　　　　
　　片思いのせつなさ歌う歌を　あなたに聞かせてあげたら
　　わたしの気持　気付いてくれるかしら
　　　　　　　　　　
　　
　　何も　起こらない一日が　　　今日も閉じてゆく　
　　何も　起こせずに月日だけが　静かに流れてゆく　　




　　もしかして　わたしの願いは　
　　わたしだけの世界の中で
　　誰も入れず　あなたへの想いに　
　　抱かれていたいだけなの？

　　だってそれは　涙さえも輝く　淡く痛い夢の世界
　　だけどそれも　あなたからのメールで　
　　覚めてしまう　おかしいでしょう

　　　　
　　駅であなたの学校の制服　
　　見かけたらあなたを探してしまう
　　どうしよう　こんなにも好きだなんて


　　何かが　　起こりそうな予感を　今日は信じよう
　　あなたに　会いたいとわたしが　明日を待っている